まず広島大学の学生用ポータルサイト「もみじ」を確認し、そこから大学で提供されているオンラインサービス群にログインしてみましょう。
[1] この章からはネットワーク環境と、学生番号・広大パスワードが必要です。大学から学生番号をもらってから、作業を進めてください。
[2] 広島大学では、学生向けの情報を「もみじ」という名前のサイトに集めています。こういうサイトのことを「ポータル」と呼びます。
GoogleなどのWeb検索で「広大 もみじ」と入力し、「もみじ 広島大学 学生情報の森 MOMIJI」を見つけてクリックしてください。
※ 次のリンクから直接「もみじ」にアクセスすることもできます。
https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/index.shtml[3] 「もみじ」はこのような画面です。右側にある「トピックス」の下に各種情報システムにアクセスできるバナーが並んでいます。下にスクロールして確認してみてください。
※ このページをWebブラウザの「お気に入り」に入れるとあとで便利です。(方法は自身でお調べください)
[4] 「Moodle」は、オープンソースで提供されているオンライン学習支援システムです。広島大学ではMoodleを広大IDでログインして利用できるようにしており、これを「広大moodle」と呼んでいます。
ここに授業で使う資料が掲載されたり、テストを受けたり、課題を提出したりすることがあります。
[5] 右側にある「HIRODAI moodle」のバナーをクリックして、広大moodleのログインページに進みます。
※次のリンクから直接広大moodleにアクセスすることもできます。
https://moodle.vle.hiroshima-u.ac.jp/local/hulogin/[6] 「広大IDでログイン」をクリックしましょう。
[7] するとログイン画面が開きます。
「ユーザ名」には広大ID(学生番号と同じ)を、「パスワード」には広大パスワードを入力してください。
入力したら「ログイン」をクリックします。
※ このテキストの第2章などで広大IDとパスワードを使ってログインしたあと続けて同じブラウザで作業している場合、この画面が出ずに次の画面に進むことがあります。これは「シングルサインオン」といい、何度も同じログイン作業をしなくて済む機能なのでそのまま作業を進めても大丈夫です。
[8] ログインしたら、この画面(ダッシュボード)が出ます。check 8
真ん中に見える「コースツリー」に、あなたがアクセスできるコースが表示されています。これらは、あなたの履修課目に関する授業支援や、広島大学において自習すべき教材などのコースです。(この図は在学生向けの一例で、新入生に表示されるものとは異なります)
新入生向けに共通で表示されるものを簡単に説明すると:
[9] 広大moodleの「コースツリー」の中の「MFA設定ガイド」をクリックすると、コースのトップページが表示されます。まず「コメントシート」欄に表示される説明を読んでください。
[10] さらに下の方にある「IMCアカウントのMFA設定」をクリックしてIMCアカウントのMFA設定教材を表示しましょう。
[11] 教材の下の方にある「IMCアカウントのMFA利用設定実習」をクリックして、説明に従ってIMCアカウントの多要素認証(MFA)設定を進めましょう。詳細は教材の各項目の資料を見てください。check 9
[12] さらに下の方にある「広大IDのMFA設定」をクリックして広大IDのMFA設定教材を表示しましょう。
[13] 教材の下の方にある「広大IDのMFA利用設定実習」をクリックして、説明に従って広大IDの多要素認証(MFA)設定を進めましょう。詳細は教材の各項目の資料を見てください。check 10
[14] 広島大学では履修登録、成績確認、各種通知は「MYもみじ」を利用して行います。「MYもみじ」へログインしてみましょう。
まずもみじトップページで「Myもみじへログイン」をクリックしてください。
[15] 広大IDとパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
※ この章で広大moodleに広大IDとパスワードを使ってログインしたあと続けて同じブラウザで作業している場合、この画面が出ずに次の画面に進むことがあります。これは「シングルサインオン」といい、何度も同じログイン作業をしなくて済む機能なのでそのまま作業を進めても大丈夫です。
※ 学外からのログインする場合は、ここで多要素認証の手続きが入ります。
[16] 初めてMyもみじにログインするときだけ、この画面が出ます。画面の説明をよく読んで、「同意する」「同意しない」のどちらかを選んで「次へ」をクリックしてください。
※ 図中でも説明していますが、どちらを選んでも後で変更はできます。また、どちらを選んでもMyもみじは使えます。
さらに詳しいことは画面中にあるFAQへのリンクを参照してください。
[17] するとこのような画面になります。check 13
これを「Myもみじのトップページ」と呼ぶことにしましょう。
履修登録をしたり、成績を確認することができます。
また「掲示」では、授業や学部からの連絡が表示されます。
このまま引き続いて、次の「Office365」のWebサイトの使い方に進みましょう。
[18] もみじトップページの右側にある「Webメール」バナーをクリックしましょう。
[19] メディアセンタのMicrosoft 365ポータルサイトhttps://www.media.hiroshima-u.ac.jp/services/webmail-portal/にジャンプします。水色の「Microsoft365ポータル」を押すとhttps://portal.office.com/に移動します。
[20] IMCアカウントを「@hiroshima-u.ac.jp」つきで入力し、さらにパスワードも入力します。このサイトはMicrosoftのサイトなので、「@hiroshima-u.ac.jp」がついていないと貴方の学生番号がどの大学のものか判らないため、「@hiroshima-u.ac.jp」を加える必要があります。
[21] 学外からのアクセスのときは、ここで多要素認証(MFA)の認証手続きが入る場合があります。
[22] Edgeがパスワードを保存するかどうか確認してきますが、初期パスワードを変更する可能性がありますので、「なし」にしましょう。サインインの状態は保持しても構いません。
[23] Office365のページの左側にブラウザ内で使用できるアプリのアイコンが並びます。「O」の文字があるOutlook for Webをクリックします。
[24] Outlook for Webのページが開き、新着メールを確認することができます。大学からのメール連絡は広大メールに来ますので、常にメールチェックするようにしてください。check 11
[25] 次に、Office365のオンラインストレージのOneDriveを見て見ましょう。画面左上のつぶつぶをクリックします。
するとOffice365で使用できるアプリケーション一覧が表示されます。その中にある「OneDrive」をクリックしましょう
[26] ここにはひとりあたり3TBまで、データを置いておくことができます。
データのバックアップをとっておいたり、外出先でもデータを取り出したりできるようになるので、活用しましょう。
OneDriveにもアプリがありますので、スマホでも活用できます。
[27] 以降は補足情報であり、ここでは設定しません。後日必要に応じて行ってください。
[28] まず、大学のプリンタへの印刷について。
学内ネットワークからであれば、必携PCから大学のプリンタへ印刷できます。印刷したいものをPDFで用意し、Webブラウザで印刷用のWebサーバに送ります。そのあと、プリンタが設置してあるところに行って、印刷操作をしてください(料金がかかります)。詳細はメディアセンターWebサイトの「Webプリントサービス」
で。
[29] 次に、OneDriveについて。一般に広く使われているGoogleDriveやDropBoxと同様に、PC用のアプリがあります。これを入れておくと、PC上の特定のフォルダとOneDriveの内容が自動的に同期されるようになります。スマホのアプリにもOneDriveがありますが、これは自動的に同期はしません。全部を同期するとスマホの容量を圧迫するからでしょう。
OneDriveのアプリは、Web版のOneDrive サイトから入手できます。
詳細はメディアセンターWebサイトの「クラウドファイル保管サービス(OneDrive for Business)」
で。
[30] Microsoft Teams について。最近のWindows10パソコンでは、サインイン時にMicrosoft Teams が自動的に起動します。これはMicrosoftが提供しているグループチャットアプリで、広大メールアドレスとパスワードでサインインして使うことができます。
詳細はメディアセンターWebサイトの「Microsft Teams」で。
また、使わない場合は画面左下のウィンドウアイコンから「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」と進んでTeamsのスイッチを「オフ」にすると、自動起動を止めることができます。
[31] 最後に、VPNについて。「もみじ」で成績を見る時や、前述のプリンタ利用の時など、いくつかのサービスは学内ネットワークからしか利用ができません。自宅や帰省先でこういったサービスを使いたい場合は、VPNが使えます。設定のしかたについてはメディアセンターの説明ページを参照してください。
詳細はメディアセンターWebサイトの「VPN(SSL-VPN)サービス」
をご参照ください。
VPNを使っている間、広大とは関係無いサービスの通信も全て一度広大を経由することになりますので、使えるネットワーク帯域幅にかなり制限がかかってしまい、通信ゲームや動画配信などはタイムラグが発生したり通信品質が落ちたりします。多要素認証が難しい場合の「もみじ」や「Moodle」の操作が済んだら、VPNの接続を解除するようにしましょう。