この章では、Wi-Fiで広島大学の学内ネットワークに接続するための設定を行います。
自宅などにいてWi-Fiを利用したインターネット接続環境がある場合は、そのWi-Fiを利用する接続設定をして次の章へ進み、この章にある学内ネットワークへの接続設定は後で大学に来たときに行ってください。
[1] 新型コロナウィルス対策のため、この章の作業は後回しにしていただいてかまいません。来校して時間の余裕のあるときに行ってください。
※学生証に書かれている学生番号と、学生証と一緒にもらえる「広大パスワード」が必要です。
[2] 広島大学では、図書館、講義室、福利施設など学内の多くの共用スペースで、「HiNET Wi-Fi」が利用できます。ここでは、HiNET Wi-Fiを通して、あなたのPCで学内ネットワークとインターネットを利用できるようにする方法を説明します。一度設定すると、次回からは(同じエリアでは)設定不要です。
右の図では、どのエリアでどんな名前のアクセスポイントが使われているかを示します。
[3] 設定にはいる前に、広島大学で情報サービスを使うときに必要がIDが二種類あることを確認しましょう。二種類とも学生番号をもとにしています。
一つは「広大ID」。これは学生番号と同じ文字列です。もう一つはメディアセンターの「アカウント名(IMCアカウント名)」です。こちらは、先頭の一文字を小文字にしたものになっています。
対応するパスワードは、どちらも共通です。「広大パスワード」と呼んでいます。学生証と一緒に配布されます。
IMCアカウント名に「@hiroshima-u.ac.jp」をつけたものを広大メールアドレスと呼んでいます。このメールアドレスは、広大学生として公式のものになります。事務連絡、教員からの連絡等ありますので、日常的にチェックするようにしましょう。チェックする方法は、第5章で紹介します。
[4] PCをHINET Wi-Fiに接続する設定をおこないます。
画面右下のWi-Fiアイコンをみてください。Wi-Fi機能をオフにしている場合には、のようなアイコンになっています。その場合は、まずこれをクリックして"Wi-Fi"のボタンをクリック、Wi-Fi機能をオンにしましょう
Wi-Fi機能がオンになるとタスクバーのアイコンがとなります。次の項目に進みましょう
[5] Wi-Fiの一覧が出ますので,「HU-CUPXX」(XXは数字) を選択します。数字の部分はエリアで異なります。 総合科学部付近では「HU-CUP30」に接続できます。霞は「HU-CUP40」、東千田は「HU-CUP50」です。
※ 教室(講義室)で「HU-CUPXX」が表示されない場合は、あなたのパソコンが教室の無線LANに対応していないのかもしれません。その場合は、メディアセンターに相談してください。
[6] 「接続」をクリックしてください。
このときに「自動的に接続」にチェックを入れておくと,次回から同じWi-Fiには自動的に接続され,手間が省けます。
[7] 「ユーザ名」のところにアカウント名を入力します。
※ アカウント名は学生番号の最初のアルファベットが小文字のものになります
「パスワード」には広大パスワードを記入します。
※ 大文字を入力するときは、SHIFTキーを押しながら文字キーを押します。
両方を入力したら「OK」をクリックしてください。
[8] この画面になったら「接続」をクリックしてください。
これで接続の設定が完了しました。
接続が完了すると「接続済み」と表示されます。check-3
[9] ネットワークに接続した時点で、「Windowsをよりいっそう活用できるようになります」という画面が出ることがあります。これはパソコンの初期設定のときにスキップした設定をするところですが、ここでは左下の「今はスキップ」をクリックしてください。ここにある設定は後でできます。
パスワードを変更したら...
[10] この章の設定をすると、次回からは毎回アカウント名とパスワードを入れなくてもHINET Wi-Fiに接続できます。これは、入力されたものをWindowsが保存して、あなたの代わりに毎回送ってるからですね。
ということは、パスワードを変更すると保存していたものでは繋がらなくなってしまいます。「パスワードが違います」などという警告も出ずにただ繋がらなくなるので、メディアセンタに「突然繋がらなくなりました。壊れたんですか」って聞きに来る人も多いのです。
パスワードを変更をした場合は、以下のようにしてHINET Wi-Fiを再設定してください。