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桃唐先生ビデオ教材作りに挑戦!

桃唐先生 「どうだい、私の鬼が島市民会館での講演は名講義だっただろう。」

雉子さん 「シャボン玉の科学という題名で、いきなり直径2メートルのシャボン玉を作って見せたのはよかったんですが、途中で桃太郎伝説は、自己発見の旅だという話に脱線しちゃったのはまずかったんじゃないですか。」

桃唐先生 「そうだ、編集して、別々のタイトルのビデオを2本みんなで作ろう!」

猿田君 「えっ、また手伝うんですか。突然呼び出して、ビデオ機材をかつがされ、向こうではマイクのセットや、撮影までやらされて、キビ団子くれておしまいだからなあ。」

桃唐先生 「こんどは、紅葉まんじゅうとマジックライスを付けるから。」

犬神君 「でも、去年の市民講座で声がちゃんと録れていなかったことの反省で、今回はちゃんとワイヤレスマイクから直接声を録音したから、はるかに作りやすいと思うよ。音声部分がまず出来ていて、それに映像を付けていく方が、逆より楽だから。」

雉子さん 「この間のセンター紹介ビデオの制作でも、まず絵コンテと台本を作って、ナレーション部分を全部作ってからやったからうまくいったんですものね。」

桃唐先生 「タイトルの部分はSA(スチューデント・アドバイザー)の槌本君の作ったCGを使わせてもらおう。」

猿田君 「パワーポイントの部分は、別に取り込んだ方がいいと思いますよ。」

桃唐先生 「このあいだすごい力作ビデオを作ってくれたSAの藤原至君に頼めばすぐに出来るな。」

雉子さん 「だめですよ!彼は10時間分のバイト代で100時間以上かけて作ってくれたんですから、これ以上こき使っちゃ。」

桃唐先生 「そんなに時間がかかるものなの?ノンリニアー編集ならすぐに出来るのかと思った。」

コンピュータを使ったビデオ編集を、ノンリニア編集といいます。ノンリニ ア編集では、デジタル化したビデオ信号をハードディスクに保存し、専用の プログラムを利用して編集をします。カットの追加や削除、特殊効果等が手 軽にできますが、ビデオ信号は一秒あたり数 MB という大きなデータになり ますから、これを処理できる高速なハードディスクとそれなりの性能のコン ピュータが必要になります。
桃唐先生 「今回は、バックグランドの音楽も本格的に入れよう。コンピュータ上での譜面の書き方と、MIDI音源の使い方を誰か教えてくれ。」

犬神君 「いいですけど、また途中で放り出すのなら、この著作権フリーのCDを使った方が確実ですよ。」

桃唐先生 「桃太郎伝説の方はもう少し文献を調べないとな。kinokuniya.bookwebもパスワードを思い出して制限なしで検索できるようになったし。」

猿田君 「前回の特集では、大恥をかきましたからねえ。(*)」

(*)前回の特集「検索エンジン」の中で、「私はkinokuniya.bookwebの会費を 払っているが、パスワードを忘れてしまった」と桃唐先生は言っていましたが、 実はkinokuniya.bookwebではだいぶ前から会費は無料になっていました。関係者 の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。しかし、それでは会費だ といって先生が持っていっていたお金は何だったのかと、奥さんともめたそうで す。


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